ニュージーランド渡航するのに、NZeTA / ビザ取得を忘れてた方へ!オンライン申請と電話問い合わせを!
この記事に到達された方は大慌てだと思いますので、まずは最短ルートのおすすめを・・・
- オンライン(できればアプリ)でNZeTAの申請
- 承認が進まない場合はニュージーランド移民局へ電話を(日本語通訳アリ)
オンライン申請は2通り!ブラウザかアプリ!
オンラインで申請の場合は、
https://nzeta.immigration.govt.nz
こちらですが、モバイルアプリで申請の場合は申請が完了するまで5分とかからないそうです!
アプリの場合は、
パスポートスキャン→支払い
で完了です。
私たちの場合は、奥さんがアプリ申請後1分で承認メール到着(実質10分ぐらいで完了)
私が、1時間経過しても承認終わらず、ニュージーランド移民局へ電話することになりました・・・英語以外の言語のサポートをしてくれる窓口はこちら
ニュージーランド移民局
他言語対応:+64 9 914 4100
ここで最初に出る方はもちろん英語なので、日本語を話せる方を呼んでもらう必要があります。
「Does anyone speak Japanese?」
ぐらいでも通訳担当を呼んでもらえました!
カウンターでの恐怖の質問「ETAは申請ずみですか?」
まえがきはこれくらいにしまして、スノウの1週間前の事件をふりかえります。
今年の夏はニュージーランドのクイーンズタウンへシドニー経由でいくことになっていました。いつも海外渡航チケットは1年ぐらい前に買うことが多いので、だいぶまえに決まっていた旅行でした。私は2006年に1週間ニュージーランドのクライストチャーチへホームステイ&語学学校へ行って以来のニュージーランドということでワクワクしていました。
当日いつものようにJGCカウンターへ行きまして、パスポートをスッと差し出し処理をしてもらうと・・・
ニュージーランドのETAは取得していらっしゃいますか?
オーストラリア(?) ETA取得ずみです
ニュージーランドは?
😨え・・・?ないです・・・
(… バタバタバタバタ)
今回の渡航はシドニー経由で、行きは3時間程度の乗り換え時間、帰りは一度シドニーで出国して1泊するという初体験だったので、オーストラリアの入国出国は念入りに調べていたのですが、目的地のニュージーランドは一度調べたのですがそれらしき情報がなかったため不要だと思っていました。
今回の場合、
行き
シドニー乗り換え時
ビザ不要(8時間以内の乗り換えのため)
クイーンズタウン到着/入国時
ビザ必要
帰り
シドニー乗り換え時
ビザ必要(8時間を超えて滞在・出国し、空港外のホテルに宿泊のため)
という日程だったので、正解はこうでした
オーストラリア:ETA必要(Subclass 601)
ニュージーランド:ETA必要
アプリによるNZeTA申請
ということで、ビザを急いで取る必要がありました。
フライトはJL51便 19:30発だったので、1時間前の18:30までに手続きが完了できるようにと言われました。この時時間は16時でした。あと2時間半。アプリをダウンロードしたかったのですが、こんな時に限って空港のFree Wifiが遅い!
なんとか、アプリをダウンロードして、パスポート番号や渡航者情報、支払いに使うクレジットカード番号などを夫婦別々のスマホで1つずつ項目を確認しながらすすめていきました。処理が完了して画面を見ると、、、
奥さん:完了
スノウ:申請中
をいをい・・・申請を受け付けましたメールと承認が完了したメールがほぼ同時に到着する一方で、スノウは申請中のまま・・・
この時手続きはロビーの端っこのほうに座って行っていたのですが、グラウンドスタッフさんも心配して何度もきてくれてます、そこでまた心配な一言が
スタッフさん「同時に申請されて一方の方がすぐ通って、もう一方の方が進まないというのは初めてです」
もうこうなってくると支払いのクレジット情報を間違えたか、海外渡航が多いとかしか思い当たりません。
この時点で時間は17時でした。残り1時間30分。もともとNZeTAは72時間以内に承認されるというルールがあるため、今日は承認されないということを確信しました。この時点でもう一度申請をしたくなりましたが、申請をすることですでに申請中のものがどうなるか心配なこともありました。
そこで出した次の作戦が、申請を出した「ニュージーランド移民局」にコンタクトを取ることでした。
NZ移民局からの助言
スノウは仕事で英語を使っているのですが、それはIT関係であり、現地法人であり、いわゆる身内以外や一般的な窓口への英語電話の経験はほぼありませんでした。ただ、そういう仕事なので緊張はしないですし、困ったら言い直しをしたりして自分の質問や相談はできると思い電話をすることにしました。
電話の窓口を見ると
https://www.immigration.govt.nz/about-us/contact
- お客様サービスセンター/NZ国内からの無料通話
- オークランドオフィス
- ウェリントンオフィス
- その他の国の方向け
という4択でした。さらに、英語が話せない人向けに翻訳することが可能ですというリストがあるのですが、そこに日本語のリストはありませんでした。他に選択肢がないので、その他国向けの電話番号
Rest of the world : +64 9 914 4100
に電話をして、日本語で話をしたいと電話をしてみました。
日本語同時通訳による相談のスタート!
移民局の担当者 = 日本語通訳者 = 私スノウ
による同時会話がはじまりました。
担当者「英語)どうされましたか 何が問題ですか」
通訳者「日本語)どうされましたか 何が問題ですか」
スノウ「申請をしたのですが、まだ承認がおりません。再度申請をしても大丈夫でしょうか」
通訳者「英語)申請をしたのですが承認されません。再度申請しても大丈夫ですか」
こんな感じで、バケツリレーのような通訳と会話が進んでいきます。
今空港にいるということ、申請を忘れていたということ、1人は申請が通ったのにもう1人が通らないなど細かい情報を短い時間で伝えることができました。
担当者〜通訳「日本語)航空会社から移民局へ電話をしてください。航空会社があなたを搭乗させていいかの判断をしてもらってください」
という最終回答が出て電話は終わりました。この内容を即座にグラウンドスタッフの方に連絡をしました。あたりまえだとは思いますが、グラウンドスタッフの方は、移民局のオンラインステータスが「承認」にならない限りは発券をしてくれないんだと思います。
グラウンドスタッフさんは、移民局に電話をしてくれ最終的には「OK. TO GOと言われた」とおっしゃってくれました。
本当に忙しい中こんな対応をしていただき感謝ですが、再度ステータスの確認をするということでした。
移民局ステータス:申請中
カンタス航空:OK(シドニーからクイーンズタウンで乗るフライト)
相変わらず移民局のオンライン上は変わらなかったのですが、JALがOK、カンタス航空もOKということで発券もエラーなく発券ができまして無事フライトへとなりました。最終的に搭乗時間の19:30になっても申請中のままではありましたが、もし乗れなかったらオーストラリア観光でもするかと腹をくくって搭乗です。
シドニー到着クイーンズタウンへ
シドニーに到着後カンタス航空のビジネスラウンジへ。一息つきながらスマホでメールを見ると1時間前にNZeTA承認のメールが来てました。申請から10時間後の承認でした・・・
渡航要件の確認ツール!!!
今まで、渡航する先の条件が何が必要かGoogleで検索していたのですが今度からはsherpaというサービスを使おうと思います。JALの公式サイトからも案内されているサイト(sherpa)で、行き先、乗り継ぎ先、期間などを入力すると必要なビザや書類などがわかるサイトです!ぜひご参考に!
https://apply.joinsherpa.com/travel-restrictions?affiliateId=japanairlines&language=ja-JP
2025年からEUへの渡航はETIASが必要です
海外への渡航では日本のパスポートはビザ不要という思いが皆さん強いかと思いますが、アメリカへのESTA、オーストラリアのETA、ニュージーランドのETAなどすでに施行されているものもたくさんあります。2025年からはEUヨーロッパ圏への渡航でも事前の申請ETIASが必要になります。今後は、sherpaのようなサイトで事前に必ずチェックするということを忘れないようにしたいと思います!
でわ、みなさまも良い渡航を!
出発は散々でしたが、無事に素晴らしい冬の季節を堪能することができました!