日銀と金利
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皆さんは日銀や金利についてどこまで説明できますか？
わたしは全く知りませんでした…
FXや投資などをする上で重要だと思いまして勉強してみました。
金利はほぼ０になっていて、銀行で安くローンを借りられるんだっけ・・・？
民間銀行と日本銀行
まずは民間銀行と日銀こと日本銀行の関係について確認しましょう！
三菱UFJ銀行や住信SBIネット銀行などの民間銀行はご存知の通り
・普通預金、定期預金
・個人向け住宅ローン
・企業への融資
などがありますよね？
それに対して日銀は
・紙幣の発行
・民間銀行の銀行
・政府の銀行
などがあげられます。
*紙幣の生産は国立印刷局
日本銀行は、民間銀行と政府のための銀行だったんだね！
民間銀行のための銀行
このうち民間銀行のための銀行というところに注目してみましょう。民間銀行は利用する人から預かった預金のうち一定数の割合を日銀に預ける義務があります（=準備預金制度）
これは銀行間の支払い決済を円滑にするためや市場の通貨供給量や金利に影響を与えてコントロールするためだそうです。
この時民間企業は日銀の当座預金にお金を預けるのですが、この時の金利がニュースなどで良く聞く金利だそうです。
当座預金・・・
ChatGPTに聞いたら一般の人向けじゃないって言われた…
いつもどういうものか気になってたんだよねえ
マイナス金利 -0.1%
2016年に設定された -0.1%のマイナス金利は民間銀行や市場に影響を与えました。
-0.1%のマイナス金利って
預金者と民間銀行の間では適用されないんだね！
「預けたら金利を取られるから市場に貸出を増やそう」
「日銀に預けるより、企業に貸し出そう」
「住宅ローン金利を下げて国民に貸しだそう」
→金利全体引き下げの圧力となって、普通預金の定期金利も下がるそうです
マイナスにはならないけど、一般向けの金利も下がるんだね！
日銀が市場をコントロールしていく中で
10年国債などの長期金利もマイナスになったことがあるそうです。
国債と地方債と社債
ここで「国債」ということばが出てきたので、こちらも調べてみましょう！
国債は、政府が公共料金収入や税収などの歳入（収入）が不足し資金調達を行うための方法の1つで、債権を発行します。
財政赤字の補填、公共投資の資金調達、景気対策、災害復興などに発行されます。
金融商品のリスクとリターン
リターン（収益）が小から大、リスクが低から大になる順番で
預貯金、債権、投資信託、株式
となります。
また債券は、
国債 ＜ 地方債 ＜ 社債
の順でリスクが高くなるのが一般的です。
過去にデフォルト（債務不履行）になった例は国債ではなく、社債はありました。
日本航空、ウィルコム、武富士、エルピーダメモリ、タカタなど。返済率は10%〜ほどでした。
武富士は3.3%、タカタは1%しかありませんでした。
北海道の夕張市は2006年に多額の負債を抱え、事実上の財政破綻に陥りました。市の負債総額は約353億円で、これは地方債の返済が困難になった一例です。
この事態を受けて、夕張市は財政再建団体に指定され、地方債の一部が実質的に不履行となりました。
銀行より国の方が破綻しないだろうし
定期預金預けるなら国債買った方がいいのかな・・・？
国債の金利はどう決まる？
財務省が主要投資家に聞き取り調査して国債の金利を決めるそうです。
市場の状況を観察しながら、金利をコントロールしていくのです。
財務省と日銀が市場をコントロールする
このように日銀はいろいろな手段を使って市場をコントロールし正常化を目指します。
今は物価が上昇していっているのに、なかなか賃金があがっていかない現状がありますよね。
今後日銀は緩やかに金利を上昇させて市場の正常化を目指すと思います。
売りオペと買いオペ
2024年6月14日まで開いた日銀の金融政策決定会合で「国債の買い入れの規模を減額する」というニュースが流れました。
買いオペの減額です。このオペレーションには２種類あります。
資産吸収オペレーション（売りオペ）と資金供給オペレーション（買いオペ）です。
買いオペの減額を進めていくということは、「市場に出回る資金を増やす」「金利の低下」を防ぐ狙いがあるのではないでしょうか。
いずれにせよ金利上昇までの道のりはまだまだぼんやりとしか見えない状態ですね。
米国の金利がなかなか下がらないなか、この状態では当面の円安状況は変わらないのではないでしょうか
円安続くのですかね・・・
ずっとドル円を買い続けるのもそろそろ・・・
こんな状況を念頭におきながらFXや投資をしていきたいと思います！
参考書籍
今回はこちらの書籍を参考にしました。図解が多くわかりやすかったです！
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