朝起きたらお金がめっちゃ減った – スワップポイント

あれは、まだFX始めたてのころでした。確か、夕方から夜の時間帯に、ドル円をショートしていたのです。ショートしてたので、ドル円が下落していて円高になる予想をしていたのですがなかなか下がらず、損益がプラスになったりマイナスになったりをしていました。+10〜+数十円の状態だったので、もう今日はこのまま放置して寝ようと、そのまま眠ることにしました。。
さて、朝起きると・・・え？ドル円ほぼ変わってないのにマイナスになってる。。。
そうなんです、そのときは日にちをまたいでショートもしくはロングの状態を続けていると、スワップポイントと呼ばれる金額がプラスされたりマイナスされたりすることを理解していませんでした。
（厳密には6:00〜7:00ぐらいの日次メンテナンス時間をまたいで）
そういえば、FX口座開く時の広告とかでさかんに「業界最高水準のスワップポイント！」とか書いてあったけど、良くわからなかったので調べなかったんです。。。

日をまたいでポジションを持ち続けるときは注意が必要なんだね！

FXでは、通貨ペアを買うことをロング
売ることをショートと呼ぶことがあります。

スワップとは？
ドル円（USD/JPY）を例に説明
実際のスワップポイントの確認
恐怖のスワップ２倍デー、３倍デー
スワップのメリットとデメリット
まとめ

スワップとは？

FX取引では、異なる国の通貨を売買しますが、それぞれの通貨には異なる金利が設定されています。
スワップとは、異なる金利を持つ通貨を持ち続けることによって発生する金利差のことなんです。

ドル円（USD/JPY）を例に説明

例えば、ドル円（USD/JPY）を取引する場合を考えてみましょう。

米ドル（USD）：現在の金利は約5%
日本円（JPY）：現在の金利は約0.1%
この場合、米ドルを買って日本円を売る（USD/JPYを買う）と、金利の高い米ドルを保有することになります。そのため、ポジションを持ち続けることで金利差分の利益（スワップポイント）を受け取ることができます。
逆に、米ドルを売って日本円を買う（USD/JPYを売る）場合は、金利の低い日本円を保有することになるため、金利差分のコスト（スワップポイント）を支払うことになります。